とかげ手帳

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終わりのセラフ 第九十三話感想 *ネタバレあり

 こんばんは。守宮ビブロンです。

 また前日になってしまいましたが、最新話の感想です。

 ふせったーで言っていたことのまとめです。特に目新しい話はありません。

 

 
一つ目
 終わセラ最新話夕暮れ、河原、死んだはずの子供たち……。これを見た時何考えたと思います?世界再誕1巻ですばーか!(私が)
 あの時暮人は「鬼が幻覚を見せている」と言ってましたけど、ノ夜はお眠でしたよね? じゃああれは真昼が見せていた? 吸血鬼から鬼になる(なりきれてないけど)までの過程には心の奥底にある欲望を夢に見るのだろうか。あれは真昼の夢かグレンの夢か。今回ミカが見たってことは真昼かなあ。
 問題は誰が見せてるかってことなんですよ。優は外にいるし、ミカの中にはミカしかいない、はず。でも鬼化だから真祖も中に入れるっちゃ入れるのか? あの優はユウなのか? 「千年でも一万年でも一緒に」が不穏すぎる。それさあ、真昼がグレンと一緒にいたい気持ちとおんなじじゃんかよ……。
 あー羽根生えちゃった、と思ったんですけど過去の「ミカエラ」と同じような存在になろうとしているのでしょうか。元々の「ミカエラ」になろうとしている? あの肉体はどこに行ったんだ……。
もしかして、人間→吸血鬼→鬼の次は人間? 蘇生してぐるっと返ってくるのかな。それか天使か。いや、天使ってことはないか。でもあの羽根だしな……。堕天使なのかな……。
 じゃあ人間→鬼からの末路はどこなんだ?
 とりあえず今一番最先端を走ってるのがグレンと真昼だとして、やっぱり優とミカは融合するのではないかと思う。
 はあ……まさか世界再誕のあの涙が出そうなくらい幸せな光景が伏線だったとはね……。にっこりしちゃうよ私は。過去編と見せかけて、優とミカがなぞってるなこれ。なぞってるというか、先に真昼が実験していて、今が本番って感じか。結局すべてあの二人をどうにかするために行っている計画だもんな~!!

二つ目
 ちょっと追加。優の中にはアシェラがいて、8年前のグレンと同じ状態。つまりミカが加われば鬼(?)を二人飼うことになる。グレンはたぶん優の先駆者として実験しただけ。優が鬼二人体制になれば完全にコントロールできるのでは。
 その状態の優を真祖は欲しがっているとすれば、グレンが優を「俺のもの」とか言って引き留める理由が分かる。真祖に対するカードが増えるもんね。結局、真祖には協力しているものの、真祖を倒すための算段もつけているとみた。利用されたら利用し返す。それが一瀬グレンだって信じてるよ……。
三つ目
 真祖と吸血鬼の話最新話の優の「千年でも一万年でも永遠に」の言葉、吸血鬼を想起させるんですよね。吸血鬼が生まれた理由ってここなんじゃないかと思ってます。真祖はミカエラとずっと一緒にいたかった。だから生死という神の決めた秩序を破ったのではないかと。一番大事な掟じゃないですか? 真祖は天使だったとして、ミカエラは本当は人間だった可能性もありますし……。いや、わからないけど。そうしてまで一緒にいたかったのになぜかミカエラは起きてくれなくて、ずっと起こすすべを探しているとしたら……。
 真祖の過去が全く分からないのでこれは妄想です。でも、優の言葉のおかげで吸血鬼の不死は「呪い」ではなく「祈り」だったのかもしれないなあって思うようになりました。まあ始祖たちにとっては知ったこっちゃないと思いますけど。
 
 突然拡散されてびっくりしました。本当、独り言みたいなものなので……。気にしないでくれると嬉しいです。できれば空気でいたい(?)。常時終わりのセラフの話をしているわけではないので、ファンの方々との交流は恐れ多いですね……。
 
 もう明日本誌発売とは。時の流れが早い。ついにミカエラの鬼の姿が出るのでしょうか……。ひやひやしますね。