とかげ手帳

手帳の中身のおすそわけ

個人的な兄弟姉妹観について

 突然ですが、私は兄弟姉妹の間の感情が好きです。特に天才だけど何よりも弟を大事にしている兄と、ブラザーコンプレックスになっている秀才弟とかすごく好きです。一気に限定されてしまいましたね。そうですあの兄弟です。

 好きではありますが、なぜか語りたいとか考察しようとか思ったことがありません。それはたぶん、自分のことは棚に上げていい道を進んでもらいたい、なんでもしてやりたい、という兄の気持ちも「兄弟だから」で納得できてしまうからです。単純すぎるかもしれませんが。

 

 ここからは私個人の話になります。この考え方をするようになったのは、私に年の離れた弟がいることも関係していると思っています。兄と姉じゃかなり違いますけど、実際にいると理解できてしまうんですよね……。親よりは弟です。親は先にいなくなってしまうと覚悟できていますが、弟は私より長生きすると信じてますから……。

 つまり、私の方が先に死ぬと分かっているので、自然と一人で生きていけるようにという思いになってきます。私のことはいいから友達作って楽しく生きてくれ……という気持ちですね。甘えてくるのは嬉しいですが、そんなんでこれからやっていけるのか? なんて心配が強いわけです。私は私の人生がありますし……。だから友達と元気に遊んでいる姿を見るとほっとします。

 これはあくまで私の場合ですが、なぜと聞かれたら「弟だから」なんですよね。それ以外に説明がつかない。だからか、兄弟姉妹の関係を見ていると「ああ、兄弟だもんな」と納得してしまうのです。

 ただのブラコンの妄言になってしまいました。すべての兄姉がこんな気持ちを持っているとは限りません。そしてこれからもこういった関係が続くとは限りません。今だからこその思いかもしれない、と感じたのですこしまとめてみました。

「なにしたってどうしたって姉弟なのは変わらないのだから、言いたいことは言えばいい」

 昔父親に言われた言葉です。血の繋がりとはとても濃いものだと改めて感じました……。