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『ナルト烈伝~うずまきナルトと螺旋の天命』読書記録 *ネタバレしかない 

 これはビブロンの個人的な読書記録です。読み進めるたびに幻覚を読んでいるのではないかと不安になったのでまとめた次第です。

 

注意事項

・ノベライズは公式ではありますが、解釈の一つという認識でいます。

・圧倒的七班贔屓です。

・時系列に沿うように努力はしていますが、前後しているかもしれません。

・結構つっこみどころはつっこんでいます。

・口調が荒い上に長くてうるさいです。

・『サスケ烈伝』のネタバレも含みます。

・お手元に『ナルト烈伝』をご用意していただけるとより楽しめるかと思います。

以上のことを念頭に置いて、お読みください。

 

序章


 モブ目線から始まる冒頭、好きです。いつもはキャラクター視点だからか新鮮な気持ちになります。期待されているナルトを見るだけで幸せになってしまう。護衛メンバーならぬ親衛隊だなんて思ってました。この時点で期待値が上がり、少し不安にもなる序章。

一章


 苦しみながらも里の人に悟られまいとするナルトも、家族には知られたくないという父としての矜持も、ナルトが一番信頼しているメンツも好きなのですが、46ページです。正確に言えば、42ページから47ページ。火影のためというよりナルトのために動いている気がしてならない。愛されてるな、ナルト……。「里の未来とオレの命、どっちが大事なんだよ!」この言葉から、里のためなら死ぬんだろうなというナルトの覚悟が見え隠れしている……。ここのナルトとサスケの言い合い、嬉しいような悲しいような。どんどん喝を入れてって欲しい。そしてその二人を見守る三人も好きです。序盤も序盤なのに濃い。
 あいつの代わりはいないけど、お前の代わりもいないんだぞ……。みんなのために、が強すぎて自分が守られることにいまだ慣れていないナルトにもどかしい気持ち。いい加減慣れてくれ。守られてしかるべき人だということを分かっていない……。
 現れるタイミング良すぎて見守っていたのかと疑うレベル。ここで問題発言。57ページです。
「お前が火影じゃないなら意味がない」
 この発言に悩まされました。読んだ瞬間はフリーズしてしまって何も考えられなかったのですが、一体どういう意図で言ったのだろうとぐるぐる二日ぐらい考えました。その結果、木ノ葉に必要だから、という理由以外にも何かあるのではという気持ちに行き着きます。しかし、これは願望ではないのか、本当にこれでいいのかと不安になりました。私は私を一番信用していません。
 ということで。ニ部の序盤まで読んでいて、それからあとはあらすじのみという認識の友人に意見を求める事態に。しょうもないことを一生懸命考えてくれてありがとう……。
 友人いわく「まずナルトの夢を強く尊重した上での発言だなと思う。ナルトが、一番になりたくて里の皆に認められたくて、サスケを越えようとしてきたのを一番感じてきたからこそだよね。
次に、里の長としての重みがある気がする。ナルトって元の木の葉の里だと異端児、つまりこれまで木の葉を作り上げてきた人々とは違う存在だよね、だから、これまで日陰になっていたような場所を、例えばナルトやサスケみたいな存在にも、変革をもたらすことが出来るかもしれない。自分達みたいな、被害者を出さないために。
友達としての信頼と、存在としての期待があって、自分はナルトが取り戻してくれたからここにいる、その意義を果たすってことじゃないかな!」とのことで。
 2番目の意見は思いつかなかったので、深く沁み入りました。なるほどな……。どうしても主観で覆われてしまうので、別ジャンルの友人の意見は貴重です。火影であるナルトが木ノ葉のために必要であるだけではなく、自分のためにも必要なのだという夢を見てもいいのだろうか。木ノ葉の平和はナルトがいるからこそ保たれている、とも読み取れそうな気がする。さんざんこの言葉に考えさせられて、死ぬな発言をおろそかにしてしまった。ライバルとしての言葉はそれなのかな。
 そんなサスケの思いを知ってか知らずか、それでも守られたくはないナルト……。全部が全部分かりあえているわけではないこの関係性が好きです。喧嘩して、本音言い合って、ちょっとずつ歩み寄ればいいんだ。
 ナルトとサスケに馬鹿って言えるのはサクラちゃんだけです。このタイミングで来るの好きだなあ。チャクラを使えない火影はこれから出るかもしれない。でもきっと、ナルトのなりたい火影とは違うんだろうな。いざというとき、里を守れるだけの力が欲しい。そう願って今までやってきたんだもんな。
 絵心のある大蛇丸様でシメ。一番茶にしては濃くて苦い……。

二章


 ナルトとゴーグルはアカデミー時代を思い出す。ネジの修行日誌がお宝すぎる。本選のことが書いてあって、律義で、らしいなと思った。ナルトの言葉に泣きそうになる。
 雨野ちはれ、雨のち晴れのもじりかな。メガネをかけてそう(個人的感想です)。チャクラ万能説、サスケ烈伝の時から思っていた。道教で言う「気」の概念に近いのかな。万物の源で、人も神もこの世にある物はすべて「気」から作られる。存思、そこにあるのだと強く念じることで「気」を放出できると考えられていた。チャクラはそれに似ているなと。
 火影は譲らないとは言えないところが大人になったなと感じた。なりたくてなれるものではないと分かっているからこそだな。意外と核心は第三者が突くことが多い。だからか、オリキャラやモブとの絡みが結構好きだったりします。
 バイクに乗る七代目なんて誰が想像できただろうか……。私は夢にも思わなかった。ギリギリで生きてる……本当、そうですねヤマト隊長……。

三章


 アジトメンバーに馴染んでる隊長にほんわかしつつ、123ページです。噴き出して笑っちゃうほどの思い出がこれで私はとても幸せな気持ちになりました。名前間違えちゃうサスケも指摘できないみんなも冷静に言っちゃうサクラちゃんもそれで笑ったことをずっと覚えているナルトも愛おしくてしょうがない。ああ……こういう些細な日常を過ごしていると分かっただけで幸せです。羅列した思い出全部見たい……。
 里のためならどんな仕事でもって……本当、誰かに必要とされることを喜び、生きる糧にしているんだなとしみじみ思う。個人的にサスケが忍以外に周知されていることに驚きました。ほんっと他人のことばっかだな、ナルトは! 自分の価値を認めてほしい。火影になってすら自己評価が地の底なのはなぜなのか、と思ってしまう。過去の話を本人の口からさせるんじゃない……。でも、軽く笑いながら話しているのを見ていたら、ああ、もうあれは過去の出来事だと笑えるほど今は幸せなんだな、と思って……。
 ナルトって人の話聞くのが好きだよなあ。昔聞いてもらえなかったことが関係しているのだろうか。一楽、イルカ先生、テウチさん! いやあ現役だと描写されていて嬉しい。アヤメさんはどうしているのだろう。(ライブで顔が映った途端声が出そうになるぐらいには好きです)人たらしってはっきり言ってくれてすっきり。自覚がないから厄介だ。時たま出てくる科学的思考や哲学的思考、好きです。SFみたいで大好き。求心力、まさにそうだなと。
 サスケとサクラちゃんの帰還を悟ってほっとするナルト。待つことが一番苦手そうだから、我慢して心配してたんだろうな。この二人の話は『サスケ烈伝』で読んだんですけど、突然のジュ○シック○ークに笑わざるを得なかった。友人に実況してたら「pkmnみたいだね」と言われたのがツボでした。サスサクがかわいかったです。ハッピーエンドでよかった……。
 「不法侵入したことないの?」に笑ってしまった。一回や二回してそうだけど、国際機関、にはさすがに忍びこんではないのかな。すぐ突進するんだから……。体を少しは大事にして欲しい。チャクラなしで金属板へこませられるのは人外なのでは? 常に団結しなくても、無理に忍にならなくてもいい世界か……。ヒナタはヒナタらしく、忍として働く同期とは違う形でナルトを支えているんだろうな。くしゃみをする大蛇丸様がたいへんかわいらしかった。暗部ってまだ存在するんだ。体制が変わっても必要ではあるのかな。大蛇丸様が丸くなってなくて少し安心してしまった。あーそういう人だよね、と。そういうところだぞ、ナルト……。自分の病を後回しにして……。

四章


 ナルトが自分の身を鑑みないことに憤るサスケがツボです。大好きです。もっと言ってやって、と思う。周りがいくら大事にしようとしてもナルト自身がその精神じゃあ、やりきれないよな。そういうところがナルトらしいといえばそうなのだけれど。トントン拍子に作戦が進む。できるできないじゃなくてやるかやらないかの次元だな。さすがに腹をくくったか。カカシ先生とサクラちゃんが肩を叩くところがすごくいいなって思った。
 何もやることがないサスケ、ちょっと笑ってしまった。気づいているヒナタが来るところはいいとして、許さないとまで言うかな、と少し違和感。頼みます、と託す方がヒナタらしいのではと思った。まあいいや。
 ヤマト隊長とカカシ先生のツーマンセル! まさに縁の下の力持ち、だなあ。
 クシナさんの写真あったんだねえ、よかったねえ。ナルトはもっと自分を誇っていいと思う……。ナルトの思う火影に強さは確かに必要だけど、その人格が火影として選ばれたゆえんだと気づいて欲しい。
 久々の猪鹿蝶、と思う間もなく。はい、211ページ。このシリーズのサスケならもしかしてとは思っていたけれど、まさか本当にそうなるとは……。いつからそういう男になったんですかね。初耳ですけど。ほんっと馬鹿だな……。ナルトを聖人か何かと勘違いしてない? 信仰心篤すぎるよ……。自分の命の重さを分かってないのはサスケも同じじゃないか……。サクラちゃんとサラダちゃんのために生きろよ……。ほんとこの双璧自分の命省みないですね。
 わー! サイいなくてさみしいなと思ってた矢先にこれ! サイの口から妻って言葉を聞くのは初めてなのでドキドキしてしまった。好き。心伝身、そんな使われ方してたの……。
 暇を持て余すナルトと素直に無理するなって言えないボルト……。早く成長して引退させてあげてくれ……。頑張りすぎだよナルト、と常々思っているので、最近は平和な里で引退生活してほしいと願っています。バイクで乗りつけるサクラちゃんの図がかっこよすぎる。サクラちゃんが運転しているというのもツボです。
 お腹出してって言われて素直に従うナルトとサスケが好き……。チャクラの万能伝説がまた増えた。酸素って……いよいよ体の一部になりそう。七班はいつも出たとこ勝負だよなあ。臨機応変することおにかけては誰よりも経験積んでるもんな。うちは夫妻サンドのナルトがかわいい。このメンツでサクラちゃんが運転というのが頼もしい。サクラちゃんの酸素は自給自足なのかな……。ふと思ったけれどこれ、木登り修行のオマージュかな?

五章


 シカマルとチョウジの組み合わせが久々で懐かしくてにっこりする。いのは大蛇丸様と一緒じゃあ調子でないよね……。
 サクラちゃんのチャクラコントロール、さすが……。積乱雲、バイク……金属だ、と思ったらやっぱり落ちるよね。サスケがバリバリ信用してるのも好きだけど、「あれくらい平気よ」は強すぎて惚れてしまう。そしてここでその名前の由来を回収してしまうのか……。そうですね、雷切ですね! クナイ持ってないのかと一瞬疑ってごめんな。絶縁体じゃなきゃいけなかったんだな。とんでもないことをするな……。いよいよ人外じみてきている。
 「第七班の一員」でときめいた。そうです、一員です!(大声)サイがここまで追い詰められているのは珍しい……。第七班を痛めつけることが多いシリーズですね。
 チョウジ頭いいなあ。シカマルの肉弾戦も珍しい。
 超人離れしたって……もうとっくに人を越えていると思っていた。お互いに氷を払うのがかわいい。「雨に濡れた猫」。雨に濡れた猫か……。たとえが好き……。今回七班かわいすぎやしませんか。本当に三十路ですか。
 「殺してないでしょうね?!」を何回言われたんだろうね、大蛇丸様。
 烈陀国、ペルーっぽいな。舌打ちを噛みころすサイ、好き。
 ここで助太刀に来たのが誰か本当に分からなくて、冗談半分に我愛羅かな、と思っていました。まさか本当になるとは思ってもいなかった。
 カカシ先生とヤマト隊長への信頼が篤いナルトとサクラちゃん……いいな。「バイクは急に止まれない」その通り。黒ツチまでいるの? びっくり。
 カカシ先生、六代目としての人脈フル活用してるなあ。直接話を聞けることが嬉しいんだろうな、我愛羅……。本当、ナルトのことが好きだな。
 大蛇丸様の口から旦那さんという言葉を聞けるとは。ミツキの話はいのの精一杯の歩み寄りだな。シカマルがピンチだ。
 はい、ここ。260から264ページ。問題ないのはお前にとってだけだろ……。ちらっと噂で聞いたシーンはここか。私はここむちゃくちゃ好きです。サクラちゃんのいろんな思いがギュッと詰まってる感じがして泣きそうになる。サクラちゃんからするってのがもう好きなんですよね。たぶん、一瞬の出来事だったろうな。額当て、そういう使い方する? 額当てさんはサスケの額を守ることなく散っていきました……。そのままいくと燃えてしまうからしょうがない。またそういうことする。自分の体を大事にしない。ナルトもっと言ってやって……。すーぐ命投げ出そうとする……。それはナルトが一番望まない結末だと分かっているだろうに。264ページは、ノーコメントでお願いします。何回でも言ってほしい。そうやってお互い言い合ってれば少なくともどちらか一方が死ぬことはない、と私は信じている。最近、二人が死ぬかもしれないと考えるのが本当に怖いです。
 チョウジとシカマルの必死の攻防がついに終わった……。本当にぎりぎりだったねえ。突然「奥さん」って書いてあってびっくりしちゃった。妻じゃ駄目だったのかな。
 268と289……。誰が犠牲になろうとしてもそう思うんだろうが、とんでもないこと思ってるな……。夢投げ出すんか……。このあとのナルトの行動が好きすぎて言葉にならない。義手だけど地は出るんだとか思っている場合ではない。ナルトはどうやって衛星の上にいるのか? 答え、しがみついている。そんな根性でなんとか……しそうだな、ナルトなら。他人のことばっかりとは言うが我が身を振り返ってくれ。ナルトもそう言うとこあるから! 突然のクソデカ感情。十何年に違和感。アカデミー時代抜きにしても12歳からだから二十年は経っているのでは? まあいいや。ごり押しだな……。頭突き強すぎて人外ですね。極粒子が地球上に落ちないか心配だったけど、大気圏で燃え尽きたのかな。二人はたぶん須佐能乎と九喇嘛がいるから大丈夫なんだということにする。
 柱が落ちることも想定しているシカマルグッジョブだが指示が雑だな。ナルトが復活した時私は天孫降臨かと思いました(大げさ)。好きだな……。

終章


 茄子がおいしそうでうらやましい。待って、花火大会。屋根の上。サイダー。半袖。情報量が多すぎる。空き缶って何の空き缶だろうね……。サクラちゃんは酒豪なのかなあ。いいなあ。七班で飲みという素晴らしいシチュエーションに泣いてしまう。これは私の妄想ではないんだ……。毎年恒例と聞いて。毎年見たい。忍びこんでるの、七班らしいな。悪ガキか。揃って怒られてる図が見たい。結局特別に許可してくれそうだな、イルカ校長。優しいから……。ちゃんとヤマト隊長とサイも誘っている……。お礼言われて返事をしない三人……。問題は次です。大泣きしたナルト??? サクラちゃんも殴りたかっただろうなあ。ナルト自覚あったんだな。自覚があるだけで進歩だな。必要とし、必要とされることでなんとかギリギリみんな生きているんだな。そんな心配がなくなる日が来ればいいのになあ。しょうがない、ではすまされないと思うけれど、特効薬なんてないものね。所詮、花火のような命なのだろうか。そうだとは思いたくないけれど、世界規模で言えば人間の命なんてそんなものなのかもしれない。それでも生きるのだ。
 四人で乾杯の図はあまりに理想すぎて泣きました。何度夢見たことか!
 
 いろいろ思うところはあれど、私の解釈とあまり相違点がなくて好きです。カカシ烈伝読まなきゃ……。(シリーズものだとは知らなかった)
 最後まで読んだ方は少ないでしょうが、自分勝手なひとりごとにつきあっていただき、ありがとうございました。